And Q.

思ったことを書きます

FINAL FANTASY XIV 暁月のフィナーレをプレーした感想

先日、FINAL FANTASY XIV 暁月のフィナーレのメインクエストをクリアしました。 ひと区切りついたってことで、各パッチごとの感想を書き散らしていこうと思います。

前提

FFシリーズはナンバリングでいうと 8, 10, 11 以外をプレーしています。(13-2, 13LR も未プレー) 派生作品含めて全部やっているわけではありませんが、そこそこのFFファンではあり、FF14も「ストーリーは気になるけど、一度ハマったら永久に抜けだせなさそうだな〜」と思って避けていました。

なぜFF14を始めたのか

古い友人が結構昔から14やっていて、会う度に「るーくさんもやりなよ」って言ってくるのをのらりくらりかわしていたんですよね。 去年の5月に会ったときもその話になったんですけど、IDや討滅の仕組みを細かく説明してもらい、「手伝ってくれる」という具体的な話を営業されたことで 「ならやってみるかぁ」となり、その足でコンプリートセットを購入しました。

ただ、5月に買ったものの実際にプレーを始めるのは8月下旬からになりました。その理由とは……

キャラクリで悩み、3ヶ月放置した

家にあったPS4にゲームをインストールして、いざゲームを起動したところ、キャラクリが始まりました。

このキャラクリの「種族」を選択するところで悩みすぎて、その日はゲームを閉じました。

そして気づいたらこのまま3ヶ月以上放置することに…。

キャラクリする時に操作キャラを「自分」のつもりで臨んだ結果、どの種族もハマらなかったんですよね。

3ヶ月後に起動し直して、このキャラクターは「このキャラ」の認識で始めたら、そこからはスルスルと決まっていきました。

Rooqoo Kushirogawa

ちなみにリテイナーを雇うところでもキャラクリが始まってしまったため、悩みすぎて未だに1人も雇えていません。ランダムで生成とかしてくれ。

名前でも悩んだ

ルーアンドクーっぽい見た目を作っていって、名前のイニシャルも「R.Q」になるように色々考えていたんですが、どうにもこうにも中二病っぽい響き、見た目になってしまう……。

いっそのこと名字を日本語っぽくすればネタっぽくならないかな?と思い立ち、「昔の人って名字に地名とかつけること多かったな」という発想で地元を流れる川から拝借しました。

結構気に入ってます。Rooqoo Kushirogawa。

ジョブについて

キャラクターの雰囲気的にグリダニアから始めたかった&近接DPSが良かった ので自然と槍≒竜騎士になりました。 ちっこいのが長物振り回してるのも個人的には好きな設定だったので、ある意味色々とちょうど良かったです。

今持ってるフェアリーキングスピア、「らしさ」全開で最高。

そしてここから冒険が始まります。

各パッチ感想

ネタバレ全開なので続きに書いていきます。

新生編

色々なお使いをこなしつつ、エオルゼアに迫りくる危機を撃退する…という大まかな流れは、 今にして思うと「1.0で投げてたところを回収して、次に繋げるために色々散らしてたんだろうな」という感想です。

序盤の話はスマホゲームのFFRKをやっていたのでなんとなく知っていました。 ただ、細かいディティールまでは知らなかったので、いきなり砂の家襲われたところで気持ちがキュってなったり、蛮神召喚の仕組みはなるほどと思えたり、実際にやってみることで知ることも結構ありましたね。

初めてのIDや討滅は新鮮な気持ちで望めましたし、昔から知ってる友人(元々メイプルストーリーというゲームで知り合った)とまたMMOで遊べるということに小さな感動を覚えました。

蒼天への接続部分も鮮やかというか……あの辺のアルフィノはちょっと可哀想でしたけど、ある意味お約束通りの展開ではありましたね。

そして新生といえばクリタワ!もうこんなのFF3の二次創作じゃんってくらい3のキャラやら敵が出てくる出てくる。

インターネットしてて過去キャラが出てくること自体は漏れ聞こえてたんですが、実際に相対するとまあ楽しいの何の。

他のアライアンスは1つもやれてないんですが、「アライアンスはこんな感じで過去キャラが出てくる」とだけ聞いてるのでこれから楽しみです。

立派な竜騎士になって喜ぶKushirogawaさん

蒼天編

いや〜〜〜〜、ついに「ファンタジー」が始まったなーーーー!!!!って感じですよね。ザ・中世な建築様式、ずーっと戦争してる国、しかも相手はドラゴン。 ファイナルファンタジーといえばな竜騎士の活躍。エスティニアンの「俺は正気だ」ってセリフマジでいい。竜騎士といえば正気ですからね。

メインクエのオチというか、大事な別れのシーンはなんとなく知ってて(※1)、そこにどう至るのかの答え合わせのつもりで読み進めてました。

※1: これを見に行ってたから www.finalfantasy.jp

新生編のところでも書きましたが、話の一部知ってるだけじゃ全然ダメですね。4人旅があることとか知らなかったし、あれがあったから戦争は終わったし、暁月に続くわけですからね……。

そしてま〜〜〜ラスボス。あの最強の召喚獣がこんな形で出てくるとはですよね。技かっこよすぎだし。アシエンをぶった切っちゃうのも衝撃的でした。

親近感があるNPC

竜詩戦争の締めは綺麗だったし、エスティニアン助かって本当に良かった。 でもニーズヘッグの目を谷に落とす所は「これ絶対戻ってくるだろ」ってフラグがビンビンに立ってて笑っちゃいました。

綺麗に戦争が終わってよかった〜と思ってたら大怪獣戦争始まってこれもまた面白くなっちゃった。FF5ファンにはたまらない夢の対決、ムービーも含めてよかったです。

紅蓮編

漆黒が面白い面白い言われてる分、紅蓮のストーリーの評価は相対的に低いというか……。 読んでそれも納得。賛否があるのもまあわかる、といったところです。 これまでは主人公が主人公してたというか、自分が英雄と呼ばれる功績を積んでいくような話でしたが、紅蓮の主人公はヒエンやリセで、プレイヤーはあくまで歴史の目撃者って立場で話が動いていましたもんね。 この辺り、FF12的なエッセンスを感じたところです。紅蓮のアライアンス、イヴァリースなんですよね。たまたまなのかな。

あと4.0であんまり納得いってないのがゼノスの強さ。 最初の戦いでは全く歯が立たなくて、2回目のドマでもボコボコにされたのに、そこからちょっとアラミゴに突入したらすんなり勝てるようになってて、そこは「マジ?」って思いました。 間に描かれてないだけですごい努力したのかもしれないけど、努力でどうにかなる差ではないようにも見えて……。 ストーリー進めるためには仕方ない部分ではあると思うんですが、「これがあったからゼノスに勝てた」っていう理由がもう一つ欲しかったかな。

新生の時に魔導アーマー出てきて、今回FF6のボスがちらほら出てきて……といった具合に、FFで「帝国」といえばコレでしょ!っていうのを随所に感じられて面白かったです。インフェルノ出てきた時大声出ました。

大声といえば鬨の声ですよね。カッコよすぎでしょあの曲。

紅蓮だけは侍で進行。光る刀にウキウキ

漆黒編

メインストーリーのメインストーリーなところですよね。 トレーラーの段階で悠久の風が流れて「ウワー!!!!!!!!!!!!」って叫びましたよ。 世界の謎や古代人の存在がバンバン明かされていくストーリーも興奮しましたし、 テスリーンのアレ、一体目の大罪喰い倒した後空が割れるところ、ちょいちょい助けてくれるアルバート、ランジートに対するサンクレッド、巨大タロース、ラストバトル前などなど、演出の力の入り方がすごすぎた。特にラストバトル。稀なるつわものたちを呼ぶところですよね。ゲームシステムがここで急にリンクしてくるのエグすぎ。感動しない人いないのでは……?

この選択肢好き。漆黒らへんから「黒いヒカセン」が出せる選択肢増えてる気がする

漆黒といえばエメトセルク。 エメトセルクがNHKで放送してた総選挙で上位取ってて、何も知らなかった僕は4.4あたりで「なんでや?」って思ってました。5.0進めていくたびに「なるほどなあ」と思えましたね。この辺りでイベントごとにNPCに話しかける癖がつきました。

5.3での決着もよかった。ノルブラントを辿るIDも良かったし、FFの象徴というか、FF界の天皇みたいなやつが「敵になる」ってのも良かったし(これ思いついた人、人に言いたくてたまらなかっただろうな……)、To The Edgeがもう本当にいい曲でね……。

思えば遠くに来たねえ

暁月編

で、フィナーレですね。ここまで散らしたあらゆる伏線というか設定が回収されていって、その度涙腺を刺激されてましたよ。 ウリエンジェが感情を爆発させるところ、本当に良かったね……って思えたし、ルヴェユール親子が抱き合うところも、本当に良かったね……って思えたし、暁月は「本当に良かったね」のオンパレードでしたね、マジで。 あとちょいちょい挟まる過去作オマージュ。バルデシオン分館入った時と月についてレポリットたちが出てきた時は同じくらい大声出ました。

擦られ尽くしてるでしょうけど暁月はFF4すぎ。こんなん全員好きでしょ。

あと暁月というか5.4あたりから、エスティニアンが一気に好きになりました。 前から「相棒」呼びしてくるところ結構好きだったんですけど(自分と同じ竜騎士なのもポイント高かった) 暁に入るよ〜って辺りから発言するたびに「こいつ、イケメンすぎるだろうがよ」ってなってました。

ストーリーラインの感想としては思ったより月に行くの早かったし(マジ?もう?って思った)、 終末を止めるために「過去、行っちゃうか!」ってところから物語加速しすぎだし! まあ原因を知るために過去に行くってのはよくある話だったかもしれませんが、 ここでエメトセルクと共闘できる!ってのがもう人類狙い撃ちすぎる。そんなんみんな嬉しいだろ!! ハイデリンとの戦いアツすぎるし、ラスボスの正体悲しすぎだし、でもラスボスの名前は非常にFF的だなと思ったし、 あとヘルメス(の魂の色したキャラ)と何回戦うねんって思いました。これも全員思ってそう。

全編通して見てみると、やはり数年単位で語られたものが回収されていくところが本当にすごい。最初から考えてあったのか?ってくらい綺麗にまとまってて、ストーリーテリング能力の高さに驚かされっぱなしでした。 近年のFFに感じてた「もうちょっとストーリーうまくできたでしょ」というイメージが完全に払拭されましたね。この感じで出てくる16もとっても楽しみ。

暁月のスクショ全然残ってない。大男3人に囲まれるララフェル、おもろい

これから

あらゆるコンテンツを放置してメインクエ進めたので、そいつらをしゃぶり尽くします。 あ、その前に6.3までメインクエ進めます。

やる前に思っていたような「始めたら一生これになる」とはまた違ったベクトルで「始めたら一生これになる」を浴びており、さすがに16出る前には一区切りつけたい。助けて〜。