And Q.

思ったことを書きます

Flowers Unfold

Flowers Unfold - ラクエスク

来る8/17(日)コミックマーケット86 3日目にて、僕が主宰するサークル「ラクエスク」から音楽CDがリリースされます。

その名も「Flowers Unfold」。超!直訳すると「開花」です。

「Unfold」には広がるって意味があって、お花だったり、音だったり、このCDをお手に取る皆さんの夢だったりが世界に広がっていくといいな〜的な意味を込めてます。

今回はお花がテーマですが、そのもうちょっと上にあるテーマが「四季」です。

春夏秋冬それぞれの季節に咲く花とルーアンドクーをいい感じにフィーチャーしたイラストと、そのテーマソング的な音楽をまとめた作品となります。

スペースは東リ-39ab「瓶底眼鏡女子同盟+ラクエスク」。価格は500円です。何卒。

とまあこういう感じの宣伝で終わってしまえばいいんですけども、せっかく久しぶりにブログを書いていることですし、恥ずかしいことですが色々と語らせていただきたいと思います。


このCDが出来上がるまで色々とありましたが、ハッキリと「作ろう」と思ったのは去年の夏コミでリリースされた1枚のCDの影響が大きかったです。それがこちら。

stereoberry 1st full album "starshore"

stereoberryさんの曲は可愛さの中に儚さが見え隠れしているような気がして、その雰囲気というか空気感がすごくよくて、ルーアンドクーに曲をつけてもらうとしたらこの人は絶対外せないな、という確信を、このCDからいただきました。夏コミ終わった後、2人で深大寺のそばを食べに行ったんですけど、そこで、来年(2014年)CDを作りたいって話、テーマの話、冬をやってほしいって話、などなど、色々お話させていただきました。ご快諾いただけて本当に嬉しかったです。

他の3名も、それぞれの季節を考えた時にストンと降りてきた御三方でした。 季節感と可愛さ、そしてクオリティ、全てを兼ね備えたものを作れる皆さんの協力なしでは、こんなに素敵なものを作ることはできなかったと思います。この場を借りて改めてお礼申し上げます。

ここで少し戻ってテーマの話。 テーマが四季になったのは至極単純な理由で、るー子とくー子にはそれとなく司る季節があったからです。 2人の誕生日は9月23日に設定されてますが(これもちょうど夏と秋の境目だったりしていい感じですよね)、実際にキャラクターが誕生したのはそれぞれ春と冬。そこから派生して、るー子は春夏、くー子は秋冬が好きな設定が生まれたので、これを活かさない手はない、と考え、四季をテーマとする方向性で決めました。曲順が冬からになっているのも、生まれた季節が関係しています。

更にお花がプラスされたのは、るー子のデザインに花飾りがあったからです。 4つのお花はルーアンドクーの産みの親であるぱぷさんに選んでいただきました。それぞれの季節の花に色が設定されてるのはぱぷさんのアイデアです。

装丁の話。 CDのジャケットというかケースは、ジュエルケースと呼ばれるプラスチックのケースが一般的ですね。 ただ、これはどうしても採用したくなかったんです。 可愛らしく柔らかなイメージのキャラクターを全面に押し出す作品だから、固い素材で包みたくなかったからです。 出すなら絶対紙のジャケットで。これは譲れないポイントでした。 本当の本当に贅沢をさせてもらえるなら、Mr.Childrenの「It's A Wonderful World」のような、本があって、その最後のページにCDが差し込まれているような装丁がやりたかったんですけど、様々な理由(主に金銭面)で断念しました。

そんなこんなでデジパック仕様でのプレスとなったわけですが、このCD、開封すると左側にブックレットが貼り付けられています。 これは猫叉Masterさんのアルバム「さよなら世界」および「Crevice」をお持ちの方ならピンと来るかと思います。

四季をテーマとした4つのイラストが描かれたブックレットを見ながら1曲1曲を聞いて欲しくて、でもそのために、ケースの端からブックレットを取り出すような手間を与えたくない。そんな気持ちが、装丁に反映されています。

他にも沢山語りたいことはありますが、今日はこの辺で。


そんな感じでつい色々と語ってしまいましたが、音楽もイラストも装丁も間違いない出来になっていますので、ぜひぜひお手に取っていただければと思います。

8/17(日)、東リ-39ab「瓶底眼鏡女子同盟+ラクエスク」にて、皆さんとお会いできることを楽しみにしています!