And Q.

思ったことを書きます

『君の名は。』を観た

タイトルの通りです。 ひとつ確認なんですが、このタイトルを見た上でこの文章を読んでいる、ということは、大なり小なりネタバレをされても大丈夫な方であると信じてこの記事をしたためます。 そうは言ってもそんなにネタバレするつもりはありません。少なくとも気持ちの上ではそういう心持ちで今書いてます。

さて、タイトルの通りなんですが、結論から言ってこの映画、僕には合わなかったです。 オトナ帝国の逆襲とか、サマーウォーズとか、あのはなとか、ベッタベタに「泣ける映画」と評されているアニメ映画で尽く号泣してきた経験から、世間でとてつもなく「泣ける」と言われている『君の名は。』は、観ればきっと顔がくしゃくしゃになるくらい泣けるんだろうと思い、「よっしゃ泣くぞ!」と意気込んで劇場へ行ったものの、結果涙の一滴も出なかったので、「合わなかったんだろう」と解釈している次第です。 「泣きポイント」といえるであろう場面の存在は認知できたのですが、どうにもそこで涙腺が刺激されることはありませんでした。

映画としての出来はとても良かったと思います。背景美術のレベルがとんでもなく高いし、光のエフェクトも綺麗だし、雰囲気とか画作りは本当に僕好みのものでした。 二人の関係性のトリック?が明かされるところはとてもグッときましたし、神木きゅんの演技はすごすぎましたし、キャラクターもみんな立ってて魅力的でした。

とってもとっても良かったんだけど、脚本が合わなかったことに多少なりもやもやする部分があって、チクショーと思ったので書きなぐらせていただきました。 今の気持ちとしては、『たまこラブストーリー』をもう一度観たい。そんな感じです。

あと今回新宿バルト9のレイトショー、一番最後の枠で観たんですけど、話題になったからなのか、時間帯が悪かったからなのか、客層がすこぶる酷かった。 映画と直接関係ないので映画の批評にはしたくありませんけど、今後は一番最後の枠で話題作のレイトショー観るのはやめようと思いました。