And Q.

思ったことを書きます

高専という学校を出て1年9ヶ月経って思うこと

この記事は、Kosen Advent Calendar : 2011 参加記事です。( http://atnd.org/events/22570 )

クリスマスに向けて一人一つブログを書いていくというリレー企画、3日目はわたくしるーくが担当いたします!

在学中の話をするか、それとも卒業して今までの話にするか迷ったんですが、多分書いてて楽しいのは卒業後のお話だろうと思ったので、卒業してからの話を書きます!!

電通大に入った経緯
僕は釧路高専を出て、電気通信大学に編入しました。
大学選びの前になんで進学したかについてお話します。
高専は就職率はいいとはよく言いますが、実際僕ら情報工学科の卒業生って、どんなことして働いてるんだろうってのが、学生してるだけじゃ全然見えてこなくて、右も左もわからないまま会社のお世話になるのは嫌だなあ、ってのがなんとなくありました。
遊びたい盛りを働いて過ごすのもな、ってのももちろんありましたけど。
なので大学には絶対行っておきたい!と思っていました。

んで電通大を選んだ理由もいくつかあって、
・推薦が使える
進学は3年次に決めてたんですけど、当時は横浜に行こうとしてました。
4年の中頃、編入学試験の勉強とか全くしてなくてやや危機感を覚え始めた頃、「なんか推薦で行ける関東の大学ないかな〜」とぽちぽち調べていたらこの名前があって、ちょっと頑張れば条件満たせる!という感じで頑張って条件満たして推薦ゲットしました。

・東京にある
もうこれですよ。東京。憧れますよ。遊ぶぜ!!!ってテンションでした。遊んでます。

・ネットワークに興味があった
高専時代に受けたネットワークの授業でネットワークに興味持って、電気通信大学って名前なんだしそういうことやってるでしょ〜という甘い考えで狙ったりもしてました。実際全然そんなことなくて泣きましたけど。

そんなこんなで東京にやって来ました。

○「高専クラスタ」と出会った
上京してすぐ、サレジオ高専カンファレンスが開かれ、ホイホイ見に行った僕はここで人生を狂わされました。
カメラを持った大人がたくさんいるし、学生はなにやら自分の好きなこと発表してるし、学生のうちからすでに「ものづくり」をしている人もいるし(僕の在学中は、周りでそういうこと趣味にしてる人もあまりいなくて、良くも悪くも普通高校のノリだったので、これがまたカルチャーショックでした)で、とんでもない刺激を受けました。
高専すごい。

○大学が始まる
認定単位が圧倒的に足りなくて、時間割はかなりカツカツでした。
でもなんとかなりました。ここが高専生の力なのかなと自分を褒めてやりたいです。
ここで思ったのは、専門的なところは高専卒って有利だな、ってことですね。
自分のわからない分野でもその分野から編入してきた友達に助けてもらえるし、逆もあるし。
友人には感謝してもしきれませんね。
成績的な意味でも内部生(って言い方はどこも共通なのかな)には負けませんでしたし。
高専すごい。

○バイトを始める
夏休みに入る頃、たまたまTL上でキーボードの人がプログラマのアルバイトを募集していて、興味のままにホイホイついていった僕はまた人生が狂いました。
それまで自分でなにかをつくって世に出す、なんてことやったことなかったんですが、ここでこれを体験できちゃったんですね。
ものづくりの楽しさを知ったわけです。
これもひとえに高専カンファレンス、もうちょっと上のレイヤーで言えば高専のおかげ。
高専すごい。

インターンシップ
そのバイト先で、Androidアプリをつくっていたのですが、その甲斐あってか?あの有名企業にインターンシップさせてもらえることにもなりました。
先端的な開発現場を体験できているという事実は、紛れもなく自分にとってプラスになってます。これもひとえに以下略。
高専すごい。


そんな感じで、僕は高専を出たお陰で楽しく毎日過ごせてます。高専でなかったら、今の交遊関係は絶対なかったし(ついったーの発達とかもありますけど)、ものづくりの楽しさとか絶対知らない間に人生終えてたかもしれません。
高専(とそのつながり、)ほんとにすごいです。

そういうわけで、みなさん高専生との「つながり」をつくりに、新春カンファin東京に来ましょう!

http://kosenconf.jp/?038tokyo

みなさんのご参加を心よりお待ちしています。以上です!